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楽劇ガラシャ 作品概要
明智光秀の女子にして、細川忠興夫人となり、のちキリスト教に入信して洗礼名をガラシャ(Gratia)とした。
細川ガラシャの生涯を描いた作品。細川ガラシャを描いた作品、オペラは数多くあるが、本作品はまったくのオリジナル作品であり、彼女が運命的に遭遇せねばならなかった、本能寺の変と関ヶ原合戦という二大歴史的事件を踏まえつつ、独自の構成と構想の下に、彼女のキリスト教への入信と、その壮絶な生涯を描き出していく。
ただし本作品はあくまでも虚構の劇作品として構成されており、史実の再現ドラマではない。
作品構成
第一幕 本能寺の変
第一場 長岡勝龍寺城内 忠興とガラシャの婚礼の場
第二場 丹後宮津城中
第一景 細川家の人々の団欒 宮津城内奥御殿
第二景 本能寺の変の急報
第三場 本能寺
第四場 刑 場
第一景 味土野の幽閉地
第二景 六条河原の刑場
第二幕 ガラシャの信仰
第一場 大坂城内細川屋敷、ガラシャの一室
第二場 教会の場 「テ・デウム」の音楽
第三幕 関ヶ原合戦 [第二幕と第三幕とは間奏曲を入れて連続上演]
第一場 会津出征
第一景 大坂城西の丸、徳川家康の屋敷
第二景 細川家大坂屋敷
第二場 ガラシャの最期 細川家大坂屋敷奥座敷
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